子どもたちの健やかな成長には、健全な食生活が欠かせないものです。しかし近年、偏食や朝食欠食といった食生活の乱れ、肥満や痩せすぎ傾向などが見受けられ、正しい食に関する知識と望ましい食習慣を身につけることが急がれています。
「5 A DAYたべるのおはなし教室」は、幼稚園・保育園児を対象とした体験型食育プログラムです。地域のスーパーマーケット等を食育の場として、野菜や果物に直に触れながら興味や関心を高め、子どもたちが進んで食べようとする気持ちを育てることを目的としています。園での食育に関する指導計画、保育計画に、ぜひ当プログラムをご活用ください。
実際の様子がご覧いただけます。
園児のための食育プログラム「5 A DAYたべるのおはなし教室」は、園の近くにあるスーパーマーケットを会場として活用し、多様な体験が一度にできるプログラムです。専門の食育インストラクターが季節の野菜・果物を活きた教材として、園児に食べることの意味や大切さをわかりやすく教えます。またゲームやクイズなどいっしょに楽しめる要素を取り入れ、トータルで1時間半から2時間の園児を飽きさせないプログラム構成になっています。
子どもたちの身近な食生活の問題をテーマとして取り上げたアニメーションで、正しい食生活の基本を楽しみながら学びます。
食べ物がその働きによって赤・黄・緑の3つの食品群に分けられることなど、さまざまな食べ物の特徴を学習します。
実際のスーパーの野菜・果物売り場で、野菜を見ながら、どんな栄養があるのか、野菜のどの部分を食べているかなどを学習します。
グループに分かれ、「中身と外側が同じ色の野菜は?」などの問題にしたがって決められた予算の中で野菜・果物のお買いものゲームをします。
また、ゲームの答えあわせでは、それぞれの野菜・果物の特徴も学習します。
「食事バランスガイド」を使って、バランスよく食べることが大切であることを視覚的に学習します。
普段食べている野菜料理・果物を思い出しながら、1日にどれだけ野菜と果物を食べたらよいかを
学びます。
最後にクイズやゲームを楽しみながら
野菜・果物の知識を復習します。