当協会は、このたび月末31日を「菜の日(さいのひ)」と定め、日本記念日協会に正式登録しました。
月末は「カラダ決算日」とし、食材や食品を購入できる場所を持つ小売業と連携し、売場や商品を活用して、消費者へ野菜中心の健康食生活の意識喚起をはかります。
記念日登録証授与式
ファイブ・ア・デイ協会会長
小濵裕正(株式会社カスミ)
プロジェクト推進委員長
室井英男(イオンリテール株式会社)
竹内冨貴子先生(管理栄養士/料理研究家/ファイブ・ア・デイ協会顧問)
当協会は、毎年、未来を支える約4万人の子どもたちに、食事のバランスや、野菜・果物の働きを学習できる「5 A DAY食育体験ツアー」にご参加いただいている。現在、日本人の野菜不足は深刻。国の掲げる「健康日本21(第2次)」の野菜摂取目標量「1日350g以上」も達成していない。我々は、本日から取り組む「菜の日」プロジェクトを継続的に取り組み「月の終わりには、自分の食生活を見直して野菜を摂取しよう!」というメッセージが、家庭での習慣につながり、子どもはもちろん大人世代の健康維持増進にも貢献するよう、国民運動として浸透させていきたい。
ファイブ・ア・デイ協会が成人男女を対象に野菜摂取量を調査したところ、目標である350g以上を食べている人は7%と非常に少ない数字だった。野菜は日々継続して食べることが大切。野菜にはいろいろな色がある、種類がある、旬がある、すべて味が違い、歯ごたえが違い、とてもおいしい、そして栄養もある。「菜の日」プロジェクトを通じて、我々小売業と生産者、メーカーらで手を組み、野菜摂取がもっと楽しくなる取組を継続的に行っていく。「29日は肉の日」に対し、我々は「31日は菜の日」を定着させ、消費者の皆さまが健康や食生活を振り返る機会につながることを積極的に売場から発信・提案していきたい。
野菜は、味のよさや見た目の楽しさなどの他、栄養面でもたくさんの魅力がある。野菜の栄養面での特徴は、低カロリーであること。そしてビタミン、ミネラル、食物繊維、機能性成分などを豊富に含むことが挙げられる。それらの微量な成分は野菜として体内にとりこまれると、単独ではなくそれぞれの成分同士が絡み合って作用して、体の調子を整えてくれる働きをする。毎日350g以上の野菜を食べることも、じつは工夫次第で楽に楽しく実践できる。今後、「菜の日」の取組を通じて多くの方に、野菜によって体の調子が整うことを実感していただき、健康的な食生活を送っていただくことを期待する。
佐々木恵美先生の食育講座
ボビー君はみんなに大人気
「菜の日」の制定後初の31日にあたる、3月31日(木)には、全国の参画スーパーマーケットで「菜の日」に関連した野菜のイベントやセールが開催されました。
各企業が工夫を凝らし、チラシ案内や売場での「菜の日」販促物の設置、イベントでの呼びかけで、野菜や果物の摂取を通じた健康的な食の提案を強化しました。
※「菜の日」プロジェクト参画企業一覧はこちら。
イオン 品川シーサイド店
コープおきなわ アップルタウン店
とりせん 群馬町店
ダイエー
いちかわコルトンプラザ店
食育講座
ダイエー
いちかわコルトンプラザ店
菜の日野菜クイズラリー
ユニー アピタ一宮店
菜の日親子食育講座
ライフ
セントラルスクエア押上駅前店
会員を中心とした賛同者に呼びかけ、消費者の野菜摂取の機会創出をはかり、売場や商品を活用して、意識喚起をよびかけるPOP等の掲示、メーカーと連携した野菜摂取啓発のイベント等に取り組みます。