昭和40年と平成20年の食事を比べると、40年間でごはんの摂取量は1日5杯から3杯に、野菜は1日およそ300gから260gに減少しています。
反対に、牛肉料理は月1回から月3回に、豚肉料理は月2回から月7回に増加し(どちらも1食150g換算)、植物油の摂取量も1.5kgボトルで年に3本から9本と約3倍に増えています。
果物は輸入量の増加などから1日およそ80gから110gに増えています。
出典:農林水産省「食料需給表」を元に試算
昭和40年と平成22年の1世帯当たりの年間支出金額指数を比べると、平成22年は、調理食品が2.2倍、外食が1.7倍となっています。
食料(全体)ではあまり変化が見られませんが、中食(調理済みの弁当や惣菜)や外食の増加による食の外部化が進んでいるといえます。
※消費者物価の変動分を取り除き、昭和40年を100とした実質支出金額指数の推移
総務省統計局「家計簿からみたファミリーライフ」
下記のグラフは野菜摂取の意識調査の結果です。およそ6割の人が、野菜摂取について「不足気味」、「かなり不足」と回答しています。
出典:農林水産省関東農政局「食生活に関するアンケート結果の概要」(平成22年)