毎日暑いですねー。
で、
いまひときわおいしいのが、すいか。
英語では Watermellon の名を持つほど
みずみずしいのがその特徴ですから、
漢字表記は、「水果」かと思いきや
「西瓜」なんですよね。
最近は「スイカ」とカタカナで書くと
別の意味(JR東日本のICカード Suica)
と間違えられることもありますが。
5 A DAYの食育講座でも、子どもたちから
たびたび名前が挙がる人気の果物です。
と言ったら、すいかは果物ではないよ、
と指摘されました。
理由は、すいかは木の上にならないから。
果物の「果」という漢字は、
木にたくさんの実がなっている様子を表しているそう。
この文字の由来のとおり
農林水産省の定義で「果実・果樹」とは
樹木になる実のみを指すため、
すいかやいちごなど草になる実は
「野菜」に分類されるそうです(★詳細下記)。
しかし、広く一般的には
すいかやいちごは果物として認識されており、
主にナマで食べるなど
他の果物に似た特徴を持つことからも、
この、野菜/果物の分類は厳格に捉えすぎず、
特に子どもたちへは
おいしいすいかの魅力をわかりやすく伝えることが
大切かと考えます。
それでは今日もLet’s 5 A DAY!
★参考 農林水産省ホームページ より
http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/fruits/teigi.html
果樹とは
農林水産省では、園芸作物の生産振興を
効果的に推進するため、
概ね2年以上栽培する草本植物及び木本植物であって、
果実を食用とするものを「果樹」として取り扱っています。
従って、一般的にはくだものとは呼ばれていないと
思われる栗や梅などを果樹としている一方で、
くだものと呼ばれることのあるメロンやイチゴ、スイカ
(いずれも一年生草本植物)などは
野菜として取り扱っています。
お問合せ先
生産局農産部園芸作物課
代表:03-3502-8111(内線4825)