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野菜・果物の健康維持機能に関する研究動向

4. 野菜に含まれる個別成分の機能性に関する研究調査

e. 追加野菜個別成分に関する研究の特徴

図8に示すように、追加成分のうち2009年に発表された論文数ではレシチンとアルファリノレン酸がそれぞれ、1位と2位でした。それに対し、アホエンとラクチュコピクリンは数報あるのみで、研究対象としては少ない方でした。このレシチンとアルファリノレン酸の研究は、前述した27の個別成分と同様に生理学的薬理学的分野の研究がほとんどでしたが、その研究対象は血液凝固系や脳神経系ばかりではなく、癌・炎症系以外のものも多く認められました。このような傾向はほぼ一貫しているようにも思えます。

図8
追加野菜個別成分の研究に関する発表論文数
一番上と次の図:研究対象(組織)別発表論文数
上から3番目と一番下の図:疾患別発表論文数

追加野菜個別成分の研究に関する発表論文数 一番上と次の図:研究対象(組織)別発表論文数 上から3番目と一番下の図:疾患別発表論文数
拡大図

(文責 篠塚 和正)


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